妖怪・百鬼夜行
京東都の妖怪シリーズの多くは、室町時代や江戸時代に描かれた「百鬼夜行図」に登場するばけものたち。 鬼やら妖怪、もののけやらが、夜な夜な町を行進する、あの絵図です。 よく見ると、なんだかこわくない、ヘンテコな姿かたちの仲間も多いようで……。
  • 傘化け

    古い傘が妖怪に化けたもの。風に乗って跳躍し人を驚かす。

  • 化猫1

    老いた猫が妖怪に化けたもの。妖怪印の提灯を持っている。

  • 河童

    川や沼に住む。好物は胡瓜。皿が割れたり乾くと妖力を失う。

  • 輪入道

    車輪の妖怪。夜な夜な街を徘徊し、見た者の魂を奪う。

  • 人魂

    人間の体から抜けた魂。形は青白く光る火の玉で、細く尾を引く。

  • 猿の顔、狸の胴体、虎の手足を持ち、尾は蛇。ヒョーヒョーと鳴く。

  • 白澤

    牛のような体で、顎鬚を蓄え、6つの目と角を持つ妖怪。非常に聡明。

  • 不々落々

    提灯の妖怪。ぱっくりと開いた口から長い舌を覗かせ、驚かせる。

  • 海坊主

    夜の海に現れると、海を荒らし船が沈む。唯一の弱点は煙草の煙。

  • 一つ目小僧

    顔の中央に一つ目がある坊主頭の妖怪。突如現れて人を驚かす。

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